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家の傾きを直すいろいろな工法①

東日本大震災や平成28年熊本地震によって多くの家が被害を受けています。

倒壊や全壊して、それまで暮らしていた思い入れのある家に住めなくなった方も多くいらっしゃると

思います。

 

そんな大地震の中、倒壊や全壊までの被害は受けていなくても、地盤沈下等によって

家が傾いてしまったり、屋根瓦が落ちてしまったり、

外壁や基礎等にひびや亀裂が入るなどの被害を受けた家も多くあります。

 

いろいろな被害がある中で、今日は家の傾きを直す工法と、

それぞれの工法のメリット・デメリットや価格についてご案内します。

 

アンダーピーニング工法(鋼管杭圧入工法)

アンダーピーニング工法とは、基礎下を掘削して建物荷重を反力に直径114ミリ、長さ500ミリ程の

鋼管杭をジャッキと呼ばれる機械を用いて溶接などで連結させながら圧入します。

支持できる深さまで貫入後、逆にこれを反力に家の傾きを直す工法です。

 

 

〈メリット〉

◇ 厚みのある支持層まで打ち込むことにより、確実な傾き修正が出来る 

◇ ベタ基礎、布基礎どちらも可能

◇ 点支持の為、地盤による沈下の場合は地盤改良もすると最も良い

〈デメリット〉

◇ 工期が長い

◇ 建て替え時に撤去の問題有り

◇ 支持層に厚みがない場合は向かない

 

 

【注意】

鋼管径が太いと摩擦で深く(支持層まで)入らず、再沈下する可能性があります。

当社は直径114ミリを基本としますが、

直径300ミリ~1,000ミリを使用し、浅く打って安く出来ると言う業者がいます。

事前に鋼管径の確認をしましょう。

 

費用: 300万程度~  ※業者によって価格は異なります

工期: 約2週間~   ※業者によって工期は異なります

耐圧版工法

基礎下を掘削して耐圧版を構築し、耐圧版を反力に基礎をジャッキアップして家の傾きを直す工法です。

家の水平がとれたら、高さが固定できる架台を耐圧板と基礎の間に据え付けて、ジャッキを取り外し

埋め戻します。

〈メリット〉

◇ アンダーピーニング工法に比べると工期が短く安い場合が多い

◇ ベタ基礎、布基礎どちらも可能

 

〈デメリット〉

◇ 安定した地盤が条件(事前に地盤改良をする必要がある場合あり)

 

【注意】

業者によっては地盤が柔らかいのに地盤改良をせず、耐圧盤の下にコンクリートブロックを何メートルも

入れて安くするところがありますが、積み木をただ積んだだけの状態と同じで弱いので注意が必要です。

費用: 200万程度~  ※業者によって価格は異なります

工期: 約10日~     ※業者によって工期は異なります

このように家の傾きを直す工法は何種類もあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

また、費用や工期も違います。

1つの工法しか扱っていない会社の中には、他の工法のデメリットばかりを伝えて仕事を取ろうとする

ところもありますのでご注意下さい。

 

当社はいろいろな工法を扱って家の傾き直し工事をしていますので、無料診断後にその家の傾き直しに

最適な工法をご提案させて頂きます。

相見積もりでも構いませんので、家の傾きが気になる方や家の傾き直し工事をご検討中の方は

是非一度ご連絡下さい(フリーダイヤル 0120-949-939)。