昨年の春から熊本県を中心に家の傾きを直す工事をしています。
多くの方は昨年の春から始まった補助金を使って家の傾き直しの工事をしています。
現在、熊本県阿蘇郡西原村と熊本県上益城郡益城町の2箇所で【地盤ロック工法(液剤注入)】による
家の傾き直し工事をさせて頂いております。
本日は益城町にある、家の傾きが最大で104ミリあったお宅(75.81㎡)の家の傾き直し工事の
最終日となります。
家の裏には用水路があり、用水路側に大きく傾いていました。
家の傾きを直す工事が始まったのは2週間前の2月10日です。
こちらのお宅の家の傾き直し工事の大まかな工程は以下のようになっています。
工事着工前 : 隣接している近隣のお宅を1軒1軒訪問しご挨拶
工事初日 : 資材搬入、家の傾き測量(工事直前確認)、家周り養生及び打設箇所の掘削
2日目~8日目 : 家の傾きを測りながら地盤ロック材を使用した液剤を注入し、
地盤改良をしながら家の持ち上げ
9日目 : 最終数値決め、最終数値確認(お客様立ち会い)、打設箇所埋戻し
10~11日目 : 打設箇所埋戻し、土間復旧・補修、建具等調整・修繕、搬出準備
最終日 : 資材積み込み、清掃、資材搬出
今回の地盤ロック工法による家の傾き直し工事では、20,000ℓ以上の
地盤ロック材液剤を注入し家を持ち上げ、
±3ミリの精度で家の傾きを直すことができました。
新築の家でも±5ミリの誤差がある場合もありますので、新築以上に家の傾きがない状態です。
地盤ロック工法では家を持ち上げると同時に地盤も一緒に改良されるので、
地震の揺れに対して強くなり、液状化や地盤沈下、不同沈下が起きにくくなります。
埋め立て地や盛り土をしている地域にお住まいの方は地盤が弱い可能性が高いので、
地盤ロック材による地盤改良をまずお勧めします。
もう1軒の西原村にあるお宅(167㎡)は家の傾きが最大で95ミリでしたが、
昨日の段階で家の傾きが最大で30ミリとなっています。
益城町のお宅と同じ、地盤ロック工法で家の傾き直し工事をしていますが、家の大きさや地盤の状態が
異なるので工期が少し長くなっています。
このように同じ工法でも、家の大きさや立地条件(隣家との距離等)、地盤の状態によって
工期などは変わります。
地盤ロック工法は地盤改良も一緒にできる工法ですが、布基礎の家だと向かない場合があります。
その場合は耐圧盤工法や、鋼管杭工法、などがあります、
当社は、先日も耐圧盤工法で、お客様アンケートで大満足の評価をいただきました。
このようにお宅の条件によって、それぞれの工法が向いているかどうかは異なります。
会社や工法を選ぶポイントとして、費用はもちろん重要ですが、どの工法が出来るのかなどを
確認することも重要です。
※自社で出来ない工法をあまり良くない工法と取れるような説明をする会社もあります。
それぞれの工法には多少なりともメリット・デメリットはあります。
それぞれの会社の説明を聞くことが、
家の傾きを直す工事を依頼する会社選びを失敗しないために重要になります。
当社は鋼管杭工法、耐圧盤工法などいろいろな工法を扱っているので、
お客様のニーズに合った工法で家の傾き直しの工事をすることができます。
また、地盤改良も一緒にしながら家の傾きを直すことができる当社でしか扱っていない、
業界で最も実績のある液剤注入による地盤ロック工法は当社独自のものです。
家の傾きや地盤が気になる方、工事をご検討中の方は一度当社にご連絡ください
特に熊本では他社より100万以上安い見積り事例もあります(フリーダイヤル 0120-949-939)。