先日、当社のチラシを見てお問合せして下さったお客様の家の無料傾き調査をしました。
お客様は熊本市の北区にお住まいで、震災直後から奥様は家の傾きによって気分が悪くなったり、
めまいがするなどの体調不良があったそうです。
すぐに家の傾きを直す工事をしたそうですが、お話を聞くと家の傾きが一番大きかった場所の一部を
土台上げ工法で工事をしたようです。
工事後も家の傾きを感じるそうで、傾きを強く感じる場所には極力行かないようにしていると
仰っていました。
家の傾きを調査したところ、最大沈下が76ミリで、土台上げ工法をした箇所は再沈下し、
約70ミリの傾きがありました。
奥様は土地の半分くらいが盛り土をしているので、地盤が弱いのではないかと大変心配されていました。
本日、当社で市の危機管理防災総室に問い合わせたところ、お問い合わせ頂いたお客様のお宅は
【液状化の可能性が極めて高い(上)】の地域だと言うことが分かりました。
(関連記事:液状化対策工事・家の傾き直し工事)
※熊本市では、液状化の危険地域に含まれるお宅は補助金を使って地盤改良工事をすることができます。
当社の強みである【地盤ロック工法】は、基礎下に地盤ロック材と呼ばれる液剤を注入することで
地盤を改良し、なおかつ家の傾きを直すことができる工法です。
【地盤ロック工法】で地盤改良をすると、液状化対策にもなり、地震の揺れに対しても強くなります。
もう少し分かりやすく言うと、地盤改良前の家は海に浮かぶイカダで、地盤改良後は家の下に
船底が付いた様になります。
北区のお客様にはこの【地盤ロック工法】による地盤改良と家の傾き直しをご提案し、
ご契約して頂きました。(関連記事:地盤ロック工法について)
東日本大震災でも千葉県を中心に多くの液状化被害があり、多くの家が傾きました。
また平成28年熊本地震でも、南区や西区などでも液状化による被害が出ています。
熊本市の液状化危険地域は熊本市ハザードマップで調べることができます。
家の傾きだけでなく、液状化に対して少しでも不安がある方は、東日本大震災以降1,500棟以上の
工事実績がある当社にぜひご連絡ください。
フリーダイヤル 0120-949-939
〈液状化がどのようにして起きるのか〉
(1)砂地盤が地震により激しく揺さぶられます
(2)土の粒子がバラバラになり、水に浮いた状態になります
(3)その後、バラバラになった土の粒子が沈み、地面には水が出てきたり、地面の裂け目から砂まじりの
泥水が噴き出したりします
〈液状化が起こりやすい地盤〉
1)緩い砂地盤
海岸や河口付近、埋立地、河川の扇状地などで多くみられます。
地盤の硬さを示すN値が20以下で、土の粒子の大きさが0.03mm~0.5mmの砂地盤です。
2)地下水の位置
地下水位が地表面から10m以内で、地下水位が浅いほど液状化が起こりやすくなります。
3)大きな地震の揺れ
震度5以上といわれています。揺れている時間が長くなると被害が大きくなる傾向にあります。