家の傾き修正業者の選び方 5つの選択基準
家が傾いていて、業者に修理を依頼しようとお考えの方もいらっしゃるでしょう。本記事では、業者に修理を依頼する前に押さえておきたい、5つの選択基準と紹介します。
家の傾きの修正を依頼する際、まずは傾きの修正を多く手掛けている業者を探しましょう。
家の傾きを修正するには、建物を持ち上げるため、重量バランスや強度を十分に把握していなければ、建物が傷んだり崩れたりしてしまうことがあります、
経験豊富な業者なら、建物の状態を確認しながら無理のない範囲で施工してくれるため、建物が傷むリスクを最小限に抑えることができるでしょう。
それでは、どのような基準で業者を選んだらよいのかを大きく5つの選択基準をご紹介いたします。
【5つの選択基準】
①工事の実績の面
②工事内容の面
③顧客対応の面
④資格保有者がいるか又は建設業許可の有無
⑤修理にかかる費用と保証の面
をご説明していきます。
全ての基準を満たしている沈下修正業者を選択することができたのならば、
あなたのお悩みのほとんどは解決するでしょう。
[目次] |
1 見積依頼をしたい!施工会社を選ぶ時の基準とは?
家の傾きの修理・修正はプロに任せるしかありません。
この工事は特殊で土木・建築・工事と言われ、一般的な工事とはかなり異なります。
新築工事の着工数などとくらべ発生する工事件数が極端に低いため、家の傾きを直すノウハウを持つ業者もあまり多くありません。
工事な用は専門的で、理解するのに苦労します。
工事を発注されるお客様は大変なことかもしれませんが、下記選択基準を参考になさって、
見積もり依頼する施工会社を絞ることが、結局はプラスに働くと思います。
任せられる業者に出会うことが最良の結果となると言っても過言ではないでしょう。
2 選ぶ基準① 工事の実績の面
各施工会社には得意とする工事があり、マンション等大型物件・又は・一戸建ての工事を中心としている会社中には・トンネル等の土木の改良工事を実績数に含む会社もあります。建物の数を確認する事が重要です。
どの建物工事を得意とするか確認することは、施工会社選定の重要なポイントだと言えるでしょう。
また、そのうえで業者のwebサイトに家の傾き直しを修理した実績が記載されているかどうかも確認しましょう。
多くの場合、どのような工法が出来るか実績が記載されています。
実績を公開していない業者は業者としての経験年数が短いことや、修理の成功事例が少ないことが考えられます、そのような業者に修理してもらった場合。
安さばかりで、工事後追加を求める業者かもしれず、再沈下が起こるかもしれません。安心して修理を依頼するために、webサイトに掲載している実績も参考にしましょう。
実績数は、住宅の件数・ビルや土木工事の件数等、住宅の数を聞くこともお勧めです。
3 選ぶ基準② 工事内容の面
業者に依頼する場合、家の状態にあった工事を行ってくれるのかどうかは重要なポイントです。
そのため、業者が対応している工法を確認しましょう。
たとえば、家の傾きを直すための工法として、ジャッキやアンダーピニング耐圧版などを用いる工法があげられます。ただし、業者によって対応している工法は異なるため、事前に調べておくことが大切です。
また、工事中の配慮も欠かすことはできません。近隣のお住まいの方に対しての挨拶はもちろんのこと、
車の通行に不便をかけていないか、過剰な騒音を出していないかなど、ご近所への配慮がなされているか確認しましょう。配慮が感じられない業者は営業担当者の言動にも雑なところがあります。担当者を細かく観察したり、お客様の声を参考にすると、そのようなトラブルを回避できるかもしれません。
お客様の声は、お客様アンケートが自筆の所は信用性が高いです。
家の傾き修理・修正工事は家の外側からだけでなく、内側からの作業工程もあるのが一般的です。
工事内容によって常に立会いが必要だったり、中には一時的な引っ越しが必要だったりします。
ほぼすべての工程を家の外側から床下に潜り行う工法も有りますが・費用と安全面の確認が必要
です。
一般的には、家の中も部分的で・引っ越しの必要がない工事で普段の生活を送る方が多いです。
4 選ぶ基準③ 顧客対応の面
家の傾き直しを依頼するうえで、業者の対応も重要な選択基準の一つです。
電話対応や実際に話を聞いた時の対応からしっかりと顧客に寄り添っている業者であるのかという事を確認しましょう。
具体的には修理の内容や費用の内訳などの説明を、わかりやすく丁寧に行っているのかどうかを確認することが重要です。
適当に説明を行っている業者の場合、悪徳業者であることも考えられるため、注意する必要があります。
5 選ぶ基準④ 資格保有者がいるかまた建設業許可の有無
安心して依頼できる業者を選ぶためには、建設業許可の有無を確認することも大切です。
一級建築士・一級土木施工管理技士の資格保持者が在籍するかも同様で、資格と許可の有無は工事の品質の高さ、工事に対する姿勢や安全管理の適切さの判断材料になるでしょう。
建設業許可は、原則、建設工事を行う全ての業者が取得しなければなりません。
工事内容が軽微なものであれば、建設業許可を得る必要はありませんが、家の傾きの修理を行う業者は取得しておく必要があります。
建設業の許可は大臣許可と知事許可があり、営業所が2つの県以上にある場合は大臣許可が必要です。
HPに営業所が多くあっても名前だけの所も多いようです。大臣許可を取得しているかどうかも、重要確認ポイントです。
6 選ぶ基準⑤ 修理にかかる費用と保証の面
業者により修理にかかる費用は異なるため、修理の内容が同じであるのにもかかわらず数百万円の差が出ることも珍しくありません、そのため、複数の業者を比較して、予算にあった費用で行ってくれる業者を探すことがおすすめです。
Webサイトに工法ごとに係る費用を記載している業者もありますが、家の状態のよって費用が変動する可能性が 高いため、事前に見積もりを依頼するとよいでしょう。
実績の多い業者は 住所・間取り図・聞き取りで概算を出してくれるところもあります。
また、業者から追加料金の説明がない場合はあとから請求されることも考えられます。
費用によるトラブルを防ぐために、どのような場合に追加料金が発生するのかという事も、予め確認する必要があります。
加えて、工事に保証を付けている会社かどうかは必ず確認しましょう。
再沈下の心配がいらない工事と、再沈下を前提とした一時しのぎの工事ではとても大きな差があり、施工会社選びの最重要確認ポイントと言っても過言ではありません。
営業マンの言葉だけでなく、書類で保証をしてくれるか確認しましょう。
会社が10年保証と言っても名前を変える会社も有ります。
第3社の保証会社の保証が出る会社だと安心でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
家が傾いてしまった場合は、業者に修理を依頼する必要があります。
業者によって対応して言う工法や設定している費用は異なるため、複数の業者の説明を聞き、見積もりを依頼しましょう。
そのうえ、家の状態にあった修理を行っており、なおかつ予算にあった費用を設定している業者を選ぶことがおすすめです、
また、実績や資格保有者・建設業許可の有無、顧客への対応などもよく確認して来ましょう。