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家の傾きにどのくらい費用がかかる?修繕費用を決める要因やリフォームにかかる相場について解説します

家の傾きに気付いて、修繕費用や相場について情報を集めていませんか?
地盤沈下などを原因に家が傾いてしまった場合、そのまま放置してしまうと事故やトラブルに繋がりかねません。
一般的に修繕工事やリフォームを必要とした場合、平均費用は300万といわれています。決して安い金額ではないため、家の傾きの修繕費用を決める要因やリフォーム工事以外にかかる費用について知っておくと、見積もりの際に具体的な質問をして疑問を解消できるでしょう。
そこで今回は、修繕費用を決める要因やリフォームにかかる相場について解説します。ぜひ参考の一つにしてみてください。

家の傾きの修繕費用を決める要因

ここでは、修繕費用を決めるために重要となる要因について紹介します。
主に、施工面積や施工方法がポイントになるため、基礎知識は押さえておきましょう。

施工面積

自宅が傾いていることに気付いた場合、なるべく早い段階で傾きを修正する必要があります。
素人ではどんな施工が必要か判断できないため、まずは業者に相談しましょう。
家の傾きの原因などを調査してもらうと、どの程度の面積を改修するべきなのかを判断することができます。
一般的に施工面積が狭ければ費用も低く、施工面積が広ければ広いほど修繕にかかる期間や材料費などがかさみ、費用は高くなります。

施工方法

傾きの修繕方法には様々な方法があります。
家の状態にあわせ、どの施工方法がベストなのか業者から説明を受けましょう。
もちろん、施工方法によって修繕にかかる期間や費用も異なるため、ここでは一般的な施工方法について簡単に紹介します。

土台上げ工法

どの業者に依頼しても、比較的安価で家の傾き修繕を行える施工方法です。
土台上げ工法では、油圧ジャッキと呼ばれる機械を土台の下に設置し、土台部分との間に隙間をつくり、傾きを直す方法となります。
別の名前で「プッシュアップ工法」とも呼ばれることもあります。
ただし注意点として、コストを抑えるために土台上げ工法を選択したくとも、10cm程度までの傾きにしか対応することができないため、状況によっては選ぶことができない場合があります。
さらに応急処置に近い施工方法のため、地盤が再沈下する可能性がある場合には向いていないといえるので覚えておきましょう。
地方の曳家さん、大工さんで基礎をジャッキを置く分、基礎を大きく斫り基礎鉄筋を切ってしまう所も有ります。
占用のジャッキを使えば鉄筋は切らなくてよく基礎も大きく斫らないです。

薬液注入工法

薬液注入工法も、家を持ち上げて修繕を行う施工方法です。
家の基礎の下にセメントなど様々なものを混ぜた薬液を注入して傾きを修繕します。
薬液には、ウレタン樹脂やセメント系液剤などが使用され、注入した圧力によって傾きを修正できるため、施工期間が短い傾向にあります。
傾き直しは工事会社の技術によりますが30cmの傾き修正も可能です。

材料は、白アリ被害のあるウレタン、下水工事などで使われる効果が直ぐなくなる水ガラス、無駄に材料が多くいる一般グラウト等ありますが、東日本大震災以降、役所補助金対応も出来る地盤ロック工法というものもあります。これは面で支持する為鋼管よりも強度があり鋼管に空洞部を地盤改良する事にくらべたらトータル的に安い工法です。
但し、布基礎には建物付近の状況で向かない場合も有ります。
すぐれた業者は補助ジャッキを使い・施工可能な範囲が広い会社も有ります。

アンダーピニング工法

アンダーピニング工法も、家を持ち上げて修繕を行う施工方法です。
違う点としては、アンダーピングという鋼製架台を基礎下にいれ、その中にジャッキを入れ、ジャッキの圧力を利用して家の基礎の下を掘り進み、地盤に鋼鉄製の杭を打ち込んでいきます。
ジャッキアップ工法と杭を打ち込むアンダーピング鋼管杭工法が組み合わさっているので、家の傾きの修繕に優れ、地盤沈下の耐久性や地震の耐圧にも強いメリットがあります。
ここで大切なのはしっかり耐圧を取ることですが一斉に持ち上げる・曳家さんがが一斉に耐圧を取ると一ヵ所ずつきっちりと耐圧が取れないので注意が必要です。

鋼管杭とコンクリート杭と種類があり、それぞれ価格も異なります。
弱い地盤を改良して持ち上げる組み合わせが出来る会社もあります。
家の傾きの修繕に優れ、地盤沈下の耐久性や地震の耐圧にも強いメリットがあります。
鋼管杭とコンクリート平板と種類があり、それぞれ価格も異なります。

注意点としては、コンクリート平板でなく、コンクリートブロックを入れる場合はブロックが細長く、鋼管の様にジョイントがないので、まっすぐ入らないため注意が必要です。
2年で瑕疵が切れる。不動産物件はこれを選ぶ場合があるようです。
鋼管は強度が高い分大掛かりな工事のため、施工期間が長くなってしまうということです。
費用も高い傾向にあるため、木造建ての戸建てで採用されることは少なく、会社など重量のあるコンクリートの建物に採用されることが多いです。
更に鋼管は点支持なので支持されてない、地盤は沈下すると空洞になります。
空洞を地盤改良出来る業者もあります。

家の傾きは地盤の弱さがほとんどの原因なので地盤改良も出来る会社がおすすめです。

家の傾きの修繕工事にかかる費用の相場

続いて、家の傾きの修繕工事にかかる費用の相場について紹介していきます。
一般的に木造住宅の修繕にかかる平均費用は300万円程度といわれています。
もちろん、修正する面積や施工方法によって、100万程度で収まるケースもあります。
この費用相場を目安に、複数の業者から見積もりをとり比較検討することをおすすめします。

ただし、木造の戸建てであっても一般的な戸建てよりも大きいケースや鉄筋コンクリートの戸建ての場合には費用が高く、500万以上かかることもあるでしょう。
各業者から同じ条件で見積もりを出してもらうことを忘れないようにしましょう。

施工法別での費用相場と平均的な施工期間は以下の通りになります。

  • ジャッキアップ工法・・・100万円~200万円(1週間~2週間)
  • 薬液注入工法・・・250万円~400万円(1週間~3週間)
  • アンダーピニング工法(コンクリート杭)・・・200万円~500万円(2週間~4週間)
  • アンダーピニング工法(鋼管杭)・・・400万円~800万円(3週間~6週間)

費用に関しては、あくまでも目安になります。
家の状態や何で作られているか、現在の家の状態、地盤の状態、面積や施工方法など、様々な条件によって費用が変わってくるため、まずは予算目安として参考にしてみてください。

費用の内訳項目

気になる修繕工事の費用の内訳項目ですが、項目は多く場合によっては内訳を確認するために数十ページに及ぶケースもあります。
家の傾きを調査した調査費用も含まれ、相場は総額10〜15万円程度になります。
その他にも、仮設工事や躯体工事、設備工事などの工事に関する項目や、別途になる項目も記載されています。
施工件数の少ない会社は直ぐに追加を言ってくるところも有るので注意が必要です。
もちろん、工事を行う作業員の労務費も内訳に含まれます。

リフォーム工事以外にかかる費用

費用の内訳項目では、主にリフォームに必要になる項目を紹介しましたが、リフォーム工事以外にかかる費用もあります。簡単に項目を紹介します。

設計費

リフォームを行う上で、設計が最も重要です。
依頼する業者によって異なりますが、業者によっては工事費とは別に設計費を請求されることがあります。とはいえ、工事費の中に設計費を含んでいるケースもあるため、明細を受け取った際に設計費はどこに含まれるのか確認することをおすすめします。

駐車場代

修繕を行っている期間には、修繕に必要となる材料や機材を持ち込むため、工事用の車両が出入りします。戸建ての場合には駐車スペースを確保できる場合もありますが、台数が多ければ駐車スペースを別で確保する必要があり、駐車場代を請求されることがあります。

確認申請手数料

修繕の内容や規模によりますが、建築確認申請を行わなければならないことがあります。
素人では手続きが難しいため、業者に依頼し手数料を請求されることがほとんどです。
ただし、小規模の場合には不要となるので、請求された場合には工事の詳細について今一度確認しましょう。

印紙税

契約を締結する際に必要となる印紙代が請求されます。

その他

傾き修繕と同時にリフォームを行う際に内容が増改築の場合には、床面積が増加しているため役所に届け出が必要になります。
登録手数料や不動産取得税なども発生するので覚えておきましょう。
その他にも、ひとつひとつの金額は大きくないものの、積み重なると多額な請求金額となるため請求書の内容は隅々まで確認し、疑問点があれば早めに解消するようにしましょう。

傾きの修繕に保険や補助金はある?

家の傾きの修繕に早く取り掛かりたいものの、修繕費用が高く簡単に行動に移しにくいと悩んでいる人も多いでしょう。
もしも、自然災害にあたる大地震や台風、土砂災害などによって家が傾いてしまった場合には、国や自治体から補助金が支給される可能性があります。
自己負担を減らすためにも、お住まいの市町村の適用条件について調べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、修繕費用を決める要因やリフォームにかかる相場について解説してきました。
修繕費用に関しては施工方法が重要です。
施工方法によって特徴やコストが異なるため、家の傾きに応じて適切な対応をしていくことが大切です。
今回は相場も紹介しましたが、リフォーム工事以外に細々とかかる費用もあるため、業者にしっかりと自宅を調査してもらいましょう。
見積もりを出してもらったときには、今回の記事を参考に不明点などを解消してみてください。