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家の傾きを直すいろいろな工法②

これまでに、家の傾きを直す工法として【地盤ロック工法】、アンダーピーニング工法(鋼管杭工法)、

耐圧盤工法をご紹介してきました。

今日はそれ以外の家の傾きを直す工法をご紹介します。

 

一般薬液注入工法(水ガラス・グラウト)

 

どちらも【地盤ロック工法】と同様に、液剤を注入して家の傾きを直す工法となります。

ただ【地盤ロック工法】と異なるのは、水ガラスは公害になること、

グラウトは固まるまでに約1日ほどかかることです。

グラウトのように固まるまでに時間がかかると言うことは、コントロールが難しく、

持ち上げたい所をきちんと狙えない可能性があります。

水ガラスに関しては、日数が経つと固結効果がなくなってしまうため、せっかく家の傾きを直してもまた

沈んでしまう再沈下の可能性が非常に高くなります。

当社ではあまりお勧めしていない工法になります。

 

土台上げ工法

建物本体の土台下に爪付きジャッキを挿入してジャッキアップして家の傾きを直します

(基礎は傾いたままです)。

補強等を行い、既存基礎を再使用する場合が多く、アンカーボルトを切断するため、修復後の基礎と建物

の緊結に注意が必要です。

 

〈メリット〉

◇ 部分上げに向いている

◇ ベタ基礎、布基礎どちらも可能

 

〈デメリット〉

◇ 安定した地盤が条件

◇ 構造物を触るので強度が落ちる可能性あり

 

費用: 20万~(部分上げ)

工期: 約1日~

 

主な家の傾き直し工事の工法は以上になります。

 

家の傾き直し工事を依頼する際に知っていて欲しいのは、

・家の傾き直しにはいろいろな工法がある

・工法によって費用や工期が異なる

・立地条件や家の傾きの程度、基礎の形状(ベタ基礎・布基礎等)によって工法に向き不向きがある

・地盤改良をしないと家の傾きを直しても再沈下する可能性がある

と言う事です。

 

また、震災直後はいろいろな会社が見よう見まねで工事をします。

家の傾き工事後に家に不具合が生じたので連絡を取ろうとしたが連絡が取れなくなったと言うような

被害に遭われている方もいます。

1種類の工法しか出来ない会社、実績件数が少ない会社、資本金の少ない会社などは要注意です。

契約をする前に、もう一度会社の情報、評判などを確認してください。

 

当社は東日本大震災以降、多くのお客様からご紹介して頂いたり、口コミが広がり業界トップクラスの

1,500件以上の工事実績があります。

資本金も業界トップクラスの7,000万です。

現在は熊本県を中心に家の傾き直しの工事をしています。

 

家の傾きが気になる方、工事をご検討中の方は是非一度ご連絡下さい(フリーダイヤル 0120-949-939)。