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高い擁壁のあるお宅

東日本大震災で液状化の被害が多かった千葉県を中心に、地盤ロック工法(液剤注入工法)による

液状化対策工事を、お客様のご紹介や口コミで業界トップクラスの1,500棟以上の実績を積んできました。

その経験を活かし、昨年の春から熊本県を中心に家の傾き直し工事をしています。

熊本県では多くの方が昨年から始まった補助金制度を利用されています。

 

先日、熊本県上益城郡益城町広崎のお宅の傾き直し工事が無事終了し、

現在は熊本市東区小山にある69.2㎡、最大沈下51mmのベタ基礎のお宅で

地盤ロック工法(液剤注入)による家の傾き直し工事をしています。

このお宅は東面に3mほどの高い擁壁があり、盛り土をしています。

震災前から家に傾きがみられ、ハウスメーカーに一度家の傾きを直してもらったそうですが、

震災でまた大きく傾いてしまったため、今回工事をして再び家が傾かないようにしたいとのことで

ご相談頂きました。

当社がご提案し採用して頂いた工法は、当社の強みである地盤ロック材の注入により地盤の改良もでき、

なお且つ家の傾きも直せる地盤ロック工法です。

 

今週より家の傾きの大きい擁壁側から地盤ロック材を注入し始めていますが、3m程の深さの地層に

大きめの石のような物が埋まっているようで、地盤ロック材を流し込むためのステンレス製パイプを

差し込むのに苦労しているようです(現場員談)。

また、擁壁には隙間があるため、地中の水が擁壁の隙間から流れ出てきていました。

地盤ロック材を注入することで、一時的に行き場をなくした水が擁壁の隙間から流れ出ていますが、

地盤がしっかりと改良されると水が流れることもなくなります。

 

本日で地盤ロック材の注入を開始して3日目になりますが、既に家は徐々に持ち上がってきています。

明日以降も地盤の改良をしっかりと行いながら、地盤ロック材の注入を続け家の傾きを直していきます。

 

盛り土をしていて髙い擁壁が敷地内にある家は、地盤が弱いことが多く、

地盤沈下や家の傾きが起こる可能性があります。

家に傾きがあると、めまいや頭痛などの体調不良、ドアや窓の開閉がしづらい、ドアや窓に隙間がある、

ドアや窓が自動で動く、物が勝手に転がってしまうなどの症状が出ます。

少しでも家の傾きや地盤が気になる方は家の傾き診断だけでもしてみませんか?

当社は傾き診断、見積り、代行申請を無料で承っています。

お気軽にご連絡ください(フリーダイヤル 0120-949-939)。