家の傾許容値 簡易測定方法
家の傾きについて
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目次 [非表示]
- 1. 家が傾く原因とは?
- 2. 家の傾きの許容範囲について
- 3. 数値で見る家の傾きレベルとは?
- 4. 家の傾きの測定方法とは?
- 5. 災害に係る住家の被害認定基準について
- 6. 地震保険はどこまで補償される?
家の傾きの測定方法とは?
家が傾くことで様々な影響が出ることがわかりました。では次にその測定方法について解説していきます。
一般的なのは水平器を用いた方法ですが、ホームセンターに売っている水平器は定規の長さが短いため、あくまで目安の精度となります。また、最近だとスマホアプリでも調べられますが、こちらもスマホの長さで測るため、おおよそ程度の目安となります。
それよりももう少し精度がよく、かつ簡単に調べられる方法があります。1mの糸に50円玉をぶら下げる方法です。
【準備するもの】
・50円玉(5円玉でもOK)
・糸(1mの長さに切っておく)
・セロハンテープ
・メジャー
【測定方法】
① 50円玉に糸を通して結びます。
② ①で作ったものを部屋の壁や柱に当てます。
③ 上(貼り付けた部分)と下(50円玉の部分)の距離の違いを測定します。
追記:ホームセンターで下げ振りというものが売っています。(2千円弱)
これを壁に当てて1Mの上下の傾きの差で見ることも出来ます。
※1m糸を垂らして、上下の壁からの距離の差が3ミリだと3/1000、10mにすると3cmの傾きだとわかります。
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